デドダムは殿堂するのか?本気で考察してみた。
お久しぶりです!
実は今年に入ってから1度も更新してなかったんですよねw
さてさて、まだ誰も行うと一言も言ってないけど盛りに盛りあがってる殿堂予想。
特にその中でよく話題になってるのが
デドダムは殿堂するのかしないのか
問題ですね。
お金が無くてデドダム買えてない難民の方は
「殿堂しろ!」ってなってますし、
デドダム持ってて価値が下がるのを恐れてる方は
「殿堂しない!てかすんな!」ってなってる感じですかね。はい。
そんな中とある動画を見つけました。
これですね。デドダムが絶対に殿堂しない理由という動画です。
内容についてはこの記事では深くは触れませんが要はデドダムは殿堂しないから安心しろって言う動画です。
というわけで今回はその安心をぶち壊していきたいと思います。
と言っても、先に結論というか僕の意見を言ってしまえばマジで分かんないんすよ。
なんで今回はあえて殿堂する派としてお話することで皆さんに不安になっていただこうという、まあ。1種の嫌がらせをしていこうと思います。
※ちなみに上の動画の投稿者さんに喧嘩売るとかそんなんじゃないですからね。
あくまで意見の交換というか、どっちが正しいとか正しくないとか抜きにしてこういう予想をしていくことで次の殿堂発表を盛り上げようって言う1種のエンタメだと思ってください。
・カードスペックについて
まずはこのカードの単純スペックについてなんですが、冷静に考えると普通にやばいです。
皆さんなんかもうライフとかジャスミン感覚で使ってるんで麻痺してるんですよ。
まずは効果から見ていきましょう。
アドバンテージで見ると(あくまで数字だけの話)例えば初代3コスト初動の青銅の鎧さん。
彼は出た時1ブーストなんでアドバンテージで言うとボード、マナ+1。手札マイナス1。
まあ要は青銅の鎧さんを使うと+1アドが取れるってことになります。
さてデドダムさんはというと、出た時トップ3枚を手札、マナ、墓地に振り分ける訳ですからマナ、墓地、ボード+1手札±0。
つまりはこのカード使うだけで+3もアドバンテージを得られるわけですね。
さらにはアドバンテージを振り分けることでアドバンテージを相手に奪われにくいというのも強いです。
最近アバクとかいう1枚で実質6枚アドバンテージを稼ぐバケモンが出てきました。
しかし弱点があって、例えばクローチェフオーコやお清めシャラップのような墓地メタを使われると手札を1枚消費しただけ。つまりディスアドバンテージ1ということになります。
しかもオカルトアンダケインや墓地ソースといった墓地を使うデッキは多いので墓地メタの採用率は高いです。
一方デドダムを使われたあと何かしらでディスアドバンテージ1に持っていきたい場合1ランデス、1ハンデス、墓地メタ、盤面除去を同時に行う必要があります。
±0でもうち3つはしなきゃいけないわけですよ。
つまりはデドダムで得たアドバンテージは失いにくいってことですね。
さらにトップ3枚を好きなように振り分けられるので例えば、次のターンボルカニック使いたいけどマナに赤ないから赤のカード置こうかとか
ダークネスは墓地からも唱えられるからとりあえず墓地に置いておこうかとか
単純に手札に欲しいカードがあるからとりあえず使って3枚見て探してみるかとか、各ゾーンの質を高めつつアドバンテージも確保できるわけですね。
効果だけ見てもかなり強力なカードであることが分かります。
・コストについて
効果が強力なのは分かったけど同じ効果をもつヘックスペイン先輩は使われてないじゃん、という方もいらっしゃると思います。
実はデドダムの一番やべえところってのはコストが3ってことだと思うんすよね。
もちろん初動として優秀ですし、ダークネス、アンダケインから蘇生可能、綺羅star、ファイアからも出せるってことでまあとにかくどっからでも出てきやすいんですわ。
さっき言った通りこのカード単純に稼げるアド数ハンパないのでどちゃくそ強いんです。
あとコストが軽いのでデドダムをプレイしたあと他のカードを使いやすいというのもかなりでかいです。
例えば7マナある時にデドダムをプレイしそこで単色をマナに置いた場合そのターン中に5マナのカードを使うことができます。
今の5cならドラゴンズサインやネバーを使ったりデッドダムドならダークネス使ったりデジルムカデ置いたり…
結構皆さんもこういった経験あると思います。
まあ要は腐りにくいんですね。
・デドダムが与えた影響について
突然ですがコントロールデッキの基本的な戦い方ってみなさん分かりますか?
(超カジュアル勢が偉そうにすいません…)
序盤はリソース確保、中盤は妨害、終盤は相手にロックかけたり過剰打点形成し殴るってのがコントロールデッキの戦い方になります。
このデドダムというカードは序盤のリソース確保、さらには中盤以降の妨害のサポートもできるって言うコントロール界の革命児なんですよ。
しかも終盤だとこのカードを使って切り札カードを探しに行くこともできます。
まあ何が言いたいかってコントロールデッキ必須級になっちゃったんですよ。
これかなりデュエマに影響あって、アナカラーデッドダムドが流行る前、環境で使われてたコントロールと言えばチェンジザドンジャングルや黒緑デッドゾーン、5c蒼龍とかでしたよね。
これは僕の感想ですがその時のデュエマが1番好きでコントロールデッキも割とオリジナルの構築で大会に出て環境デッキと渡り合えたり、デッキによって採用されるカードは丸っきり違いますのでコントロールデッキの多様性は今より絶対にあったと思っています。
ではそれらのデッキはなぜ環境で使われなくなったのでしょうか。
そうです。デドダムが使えないからです。
…まあそれだとちょっと語弊があるんですけど
デドダムが使えないからというより、デドダムを使うとしたらいちばん強い形がアナカラーデッドダムドだったということですね。
先程も言った通りコントロールデッキに置いてデドダムというカードは革命児なんです。絶対使いたいカードなんです。なんでチェンドンや黒緑デッドゾーンに採用したくなっちゃうんです。採用してデッキ調整したらあっという間にそのデッキはあら不思議、アナカラーデッドダムドになっちゃうんです。
5cに関しては色の都合上問題なく入れられるので単純な強化になりましたよね。
アナカラーデッドダムドや5cって現在もオリジナルだけじゃなくアドバンスでも結果を残しています。
まあそんな感じで一応カードスペック的に見ても殿堂になってもおかしくないとは分かってもらったと思います。
・商業的問題について
さて、デュエマにおいて殿堂発表とはどういう意図があると皆さん思いますか?
「よりよい環境をユーザーに楽しんでもらうため」
「そのカードの強さにより、ゲームバランスが崩れてしまわないため」
色んな考えがあると思いますが、僕が思う正解は
「デュエマを売るため」
です。
健全な環境でないとプレイヤーが不満を持ちデュエマをやめてしまうとパックが売れなくなってしまいます。
また、例えば1年前に出たカードが強すぎて最近出たパックの中身がそれよりも見劣りする場合もパックが売れません。
パックが売れなくてはタカラトミーもデュエマのサービスを提供し続けることが困難になる訳ですから、結果サービス終了なんてこともありえるわけですね。
さて、現在公式はどんなデッキをプッシュしているでしょうか。
そうです。5cです。というか多色カードのカードパワーが強すぎて結果的に5cプッシュという感じになっちゃってます。
先日こんなカードが発表されました。
はい。皆さん素直にこのカードを見てどう思いましたか?
デドダムと比べませんでした?
3色、3マナってなだけでデドダムとどちらが初動に相応しいか考えましたよね?
デドダムが生きてる限りこれが永遠続きます。
公式がどんなにデドダムに代わる新しい初動を考えたとて、結局デドダムと比べられて、その安定性からデドダムが採用されてしまい新しいカードが使われないことも十分考えられます。
そうなるとパックが売れなくなるひとつの要因になりかねません。
(別にこのカードがデドダムより弱いとかそういう話ではないです。)
じゃあデドダムを再録すればパックが売れるのでは?とも思うのですが、そのパックが売れたとて今後もデドダムというカードの存在がある限り、新しい初動カードを作っても使われない可能性は消えないんですね。
だったら奥さん。デドダムより強いカードを作ればいいじゃないのっていう人もいるかもしれませんが、先程説明した通りデドダムははちゃめちゃに強いです。
そんなカードより強いカードを作るってとんでもなくインフレが進むことになります。
つまりは殿堂にしちまった方がパックも売れるしインフレも緩やかになるってことっすね。
またこのカードが収録されたのが約2年前のクロニクルデッキってのもポイントです。
というかアナカラーデッドダムドの多くのパーツがクロニクルデッキで揃えることができますが、そのクロニクルはとうの昔にほぼ完売状態。
現状販売されてるパックに収録されていてアナカラーデッドダムドに使用されてるカードと言えばウマキンやレッドキラゾーン、ダークネスとかですかね。
だからまあ、アナカラーデッドダムドを作るってなったら基本シングル買い安定なんですね。
パックが売れなきゃおまんまが食べられないわけですからシングル買い安定のデッキが流行られても困るってなわけです。
なんでアナカラーデッドダムドを弱体化することは公式的には特に問題ではないんですね。
現状販売されてるパックの影響についてもレッドギラゾーンはドラりんくそ売れたし、名場面ベスト的なやつもレッドギラゾーン以外に強いカードが多いのでそんなに影響はないでしょう。
ウマキンはデドダムの代わりってことで需要が上がる可能性が高いですしカードデザイン的に再録しやすいですからね。
ダークネスについてはあれもいつ殿堂してもおかしくないスペックなんで…
ちなみに似たような理由で青魔道具も規制される説を僕は推してます。
かかるならメラヴォルガルですかね。
再録しようもないし、過去のカードがほぼメインで4キル、おまけに公式はオリジナルの環境整備のほうに力入れると思うので充分圏内かなと。
・それでも殿堂すると言いきれない理由
ここまでデドダム殿堂する説の話をしてきましたが冒頭でも言った通りどうなるか予想はつきません。
その理由についてお話していきます。
・CSプロモ
まずはこちらの動画をご覧下さい。
この動画はまあおふざけ半分で作った動画ではあるんですが前半のCSプロモになっているカードが再録するとそのCSの価値も下がってしまうという話。
これは本当にそうだと思っていて、例えば再録前は実質賞金2万円、再録発表後は実質賞金1万5000円のように賞品自体は変わってないのに賞品の価値は変わってしまうことが考えられます。
これが殿堂になるともっと価値が下がる訳ですから下手すりゃ1万円下回ることもあるでしょうね。
そうなるとプレイヤーのモチベーションの低下や引退者が出てもおかしくないのでCSプロモになってる間はさすがに殿堂にならないんじゃないかなと。
・別にデドダムを使われたからと言って負けるわけではない。
昨今殿堂にかかるカードってのはそれを使っただけでゲームエンドに直結するようなカードがほとんどなんですね。
こちらをご覧下さい。
前回の殿堂カードですね。
ほとんどゲームエンド級のパワーを持つカードです。
3ターン目にデドダム置かれて投了する人はいないですよね。
あくまで自分の盤面を整える性能が半端じゃないカードであって、そのようなカードで殿堂したカードあんまりないんですよね。
言ってしまえば前例がないんですよ。
・なんとなく
これ。これに尽きる。
前例がないのもそうだけどなんとなくかからない気がする。
イメージが湧かないんですよねw
・まとめ
というわけで話をまとめると
・殿堂する理由は充分にある。
・ただかからない理由も充分にあるので予想が付かない。
ってことですね。
ただ、ある条件が揃った時殿堂になる可能性が跳ね上がります。
それはCSプロモが切り替わり、殿堂発表が7月以降の場合。
プロモが切り替わる時は大抵1年単位か半年単位です。
なんでまあ切り替わるとしたら7月からとなるわけですがもし変わった場合プロモだからなんちゃらみたいなことが無くなる訳ですから堂々と殿堂にかけられますね。
そして殿堂発表が7月以降の場合ですが、殿堂発表は時期は決まってません。
例えば7月からプロモが切り替わって7月上旬に殿堂発表、7月下旬に執行という可能性があるってことですね。
これが6月殿堂発表だと、発表した時点でデドダムの値段が下がるので7月にプロモが変わったとしても、発表から7月までの間で行うCSの賞品価値が変わることになるのでデドダムが殿堂になることはないでしょう。
ただ昨年同様、今年はコロナの影響でCSが十分開催されていないのでプロモは切り替わらないんじゃないかな…
ただそうなると今年いっぱいデドダムにまた翻弄されることになりますからね…。
まあ、何はどうであれ現状デドダムを巡っての論争が多くて、プレイヤーの心情は健全ではないですからね。
全国民に必要な数デドダムを給付してほしいですね。
・最後に
はい。関係ない話ですがYouTubeやってます。
最近はよく解説系の動画を出しています。
と言っても結構アホみたいな動画ばっかなんで気軽に鼻くそ食べながらでも見てください(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
以上ふらわーずやぎでした!