やぎのでけえひとりごと

基本的にはデュエマなどのカードゲーム関連の大きい独り言です。

カードゲームの対戦動画にヤラセは必要か〜デュエマの動画を見る人達へ〜

前回

①カードゲームの対戦動画にて「ヤラセ」は必要なのか。 - やぎのでけえひとりごと

 

・許してください。 

 

眠かったんです。許してください。

 

 

というわけでさすがに前回の内容だとバチくそ叩かれそうなので今回はちゃんと記事を書いていきますよ。

 

 

 

 

 

・ヤラセはいけないことなの?

 

 

カードゲームの対戦動画関係なく、普通のYouTuberやテレビについてもよくある問題のひとつで、要は「配信している側が視聴している側を騙そうとしていると捉えた時、ものすごく不快になる」人と「エンターテインメントとして楽しめたのならそれでいい」という人がよく衝突するというイメージですね。

 

 

これはあくまでも僕個人の意見ですがヤラセはOK。むしろやるべきだと思います。

 

 

 

 

・エンターテインメントを作る上でヤラセは必要。

 

 

もっと言うと人を最大限楽しませるにはヤラセは必要だと考えています。

 

 

例えばなんですが、

 

「今回はこのデッキを紹介します!」

 

 

と言われたあとそのデッキがデイヤーループにボコされる様子を見せられたら果たして動画として成立しているでしょうか。

 

 

やはり紹介したいデッキをどう使い、どこが強いのか。

そこを見せてこそのカードゲームのデッキ紹介動画です。

 

 

そもそもですが、デッキ紹介するデュエマYouTuberがサムネイルやタイトルで「最強すぎたwww」って書いてあるのにデイヤーループにぶつけない時点で演出は施されていると認識した方がいいですよ。

 

 

第一カードゲームという性質上、強い弱い関係なく、フリーの時はブン回りしても撮影時に事故り続けることなんてよくあるんですよ。

 

特に毎日投稿ならせっかく撮影したのにそれが回らなくてボツになるなんて時間の無駄すぎですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・もっと理解しやすくするためのわかりやすい例え

 

 

通販番組で掃除機を紹介しています。

 

吸引力が凄いというその掃除機、従来ものと比較してみることに。

 

そして従来の掃除機として出されたのが超高性能最新型掃除機でした。

 

それを上回る吸引力なのか!?と期待して見ていると従来の掃除機の圧勝。

 

 

 

 

この掃除機、買いたいと思いますか?

 

 

 

まあ番組としてはある意味面白いかもしれませんが、毎回毎回掃除機が登場するたび従来の高性能掃除機が圧勝してたら、それはもう高性能掃除機を紹介する番組となり本来の目的と大きく外れています。

 

 

 

しかも新聞のテレビ欄に「あのメーカーから出た掃除機が本当に凄かった!」とかだったら苦情待ったなしですよね。

 

 

 

 

普通の通販番組なら、従来の掃除機は紹介する商品より弱いものを用意するだろうし、アタッチメントの使い方を説明していろんな場面で使えることを紹介するだろうし、色のバリエーションが多いことを無駄に推してくるじゃないですか。

 

 

とにかく上振れの瞬間をとにかく見せ、なるべく不安要素を減らし、従来の商品よりとにかく優れていることを見せつけるのが通販番組です。

 

 

どんなにテンプレでもつい見ちゃうのは従来のものより上のものを見ると少しワクワクしちゃうっていう多分人間にあるだろう心理に基づいてるんですね。(ここは適当に言ってます。気にしないでください。)

 

 

 

てことで話を戻してデッキ紹介動画について。

 

 

デッキ紹介動画も、ほとんど通販と変わりません

 

 

 

いかに上振れを見せつけ、いかにそのデッキに興味を持ってもらい最後まで動画を見てもらえるかが大事なんです。

 

 

 

 

 

 

・やっていいヤラセとダメなヤラセ。

 

 

やっていいヤラセとダメなヤラセというものがあります。

 

まず、やっていいヤラセは基本的にはなんでも大丈夫です。

撮影時間を大幅に短くできるように積み込みをするのもありだと思いますし、いい場面が撮れるまで撮り直しするのもありですね。

 

ちなみに、僕のチャンネルは撮り直しでやっています。と、いうのも我々のチャンネルの場合他とは違いデュエル中の会話にも焦点を当てることが多いのでデッキの動きと、会話、雰囲気を見て1番バランスのいいテイクを使用しています。

 

あとは動画の尺もかなり気にしているので動画内のなるべくデュエルは一つだけにしたい、というのがあり、そこで積み込みしちゃうと普通にヤラセがバレてしまう可能性があるのでやりません。

 

積み込みをやるとしたら2つ以上のデュエルを収め、1つは上振れファンタジー、それ以外は通常リアルの動画にすることで理想の動きと実際使用した時の細かい対応を見せるのがいいかもです。

 

 

 

そしてやっちゃいけないヤラセというのがガチのとき。

もしくは勝敗が動画の内容、今後の活動に大きく関わるときです。

 

 

ガチの時はみなさんも分かると思います。

真剣勝負と書いていて、実は八百長だったとなると見ている側が大変冷めます。

 

そこはガチでやるというのが演出なのです。

 

過去にテレビ番組で真剣勝負を謳っていたのに、ヤラセが発覚して炎上し打ち切りになったのがありましたよね。

 

勝敗が動画の内容、今後の活動に大きく関わるときというのは負けた時罰ゲームを受けるとか、負けた時何かしらの被害を被ることがある場合などですね。

 

例えばうちのチャンネルでやってる「闇のデュエル」。

負けたらその時決めた罰ゲームを受けなくてはいけないという色んな意味で本当の闇のデュエルをする企画があるのですが、その企画がもしヤラセだったとしたら喜ぶ様子や負けた時のリアクション全て演技しなくてはいけません。

 

うちは素人の集まりなのでそんなこと出来ません。

 

 

何かしらの被害を被るというのは、負けたデッキの印象が下がるのでそのカードが売れなくなる。とか賞金が手に入る試合でわざと負けさせられた、みたいなことですね。

負けさせらたことで被害を受けた人がリークしてヤラセが発覚しようものなら炎上不可避。

スーツを着て謝罪動画を撮るハメになります。

 

さっき言ってた番組でも負けた側はそこで作ったものが売れなくなるかもしれないけど、自信はあるし、何より勝ったときのプラスが大きいと考え勝負に挑んでるのに「負けてくれ」なんて言われたら腑に落ち無さすぎです。

 

 

 

・1番気をつけなくてはいけないこと。

 

 

ここまで色々と話してきましたが、ここで一番大事なことをお伝えします。

 

それはヤラセはしてもいいがバレてはダメということ。

 

……

 

お前さっき自分でバラしたやん…

 

 

って思った方。

 

 

 

自分でバラす分にはいいんです。バラし方にもよりますが。

 

正直デッキ紹介って自分の考えたデッキプレゼン大会みたいなもんなですよ。

 

たとえ僕達の動画が撮り直しをしているとしてもコンボの面白さ、デッキの完成度、対戦している時の面白ささえ伝えられればそれでいいんです。

 

 

 

 

もしもヤラセをバラされた。または疑われたまま噂が広まってしまったとかなら最悪です。

 

とにかく今後そのチャンネルから出る情報全てが疑われることになります。

デッキ紹介メインだと、そのデッキへの信頼でコツコツ登録者や再生回数の数字で伸ばすので、その貯めた信頼は全て崩れてしまいます。

 

なにより、「この投稿者は見所を作るためにヤラセをしている」と思われてしまい見ている側の視聴者の方が不快になりますのでアンチというのが増えます。

 

そうなってくると貴重な視聴者が離れていき、数字の伸びというのは止まってしまい今後の活動に大きな支障がでるでしょう。

 

 

 

 

・とある方の動画を拝見した感想。

 

 

これは登録者214人のデュエマYouTuberとしてではなく、一視聴者としての意見です。

 

ある方の動画が自分のシールドを選びオールデリート(めくれた瞬間勝ち)をめくる動画があったのですが、

 

・選んだ時とめくる間に不自然なカット編集

・対戦相手の反応があっさりしていたこと

・さらにはめくった本人の反応さえあっさりしていたこと

・あまりの都合の良さ

 

以下の点からヤラセを疑われても仕方ないと言う感想でした。

 

 

そしてここからは登録者は関係なくデュエマYouTuberとしての意見です。

おそらくシールドを選んだ後そのカードをオーリデリートに差し替えたってことはほぼないです。

積み込みはしてるかもしれませんが。

 

ただ、僕の考えとして「ヤラセだろうがヤラセでなかろうがヤラセを疑われる動画を作ったら、それは失敗作」というものがあります。

 

もっと言うと「ヤラセだろうがヤラセでなかろうが関係ないくらい面白い動画を作る」、というか作りたい。

 

あのカット編集のタイミングは、何かしらの誤解を生んでしまうのは今までの経験からでも分かっていたはずです。

 

例えるならば通販番組中に紹介している掃除機でゴミを吸うぜ!ってボタン押した瞬間にゴミを吸い終わったところまで飛んだら、

 

「え?これ本当に吸ったの?」

 

「なんでここカットしたの?」

 

「え、この番組大丈夫か?」

 

って思いますよね?

 

 

さらに対戦する側もリアクションがないと予定調和感が出まくってしまうのでこれまたヤラセを疑われますし、一番場面として盛り上げるべきなのに「オールデリートの画のうまみ」に頼りきっている感じが出てしまい、見ている側が全くワクワクしません。

 

 

なにより、1番問題なのは動画では無くその後の対応だと思います。

 

1人のデュエマYouTuberとしてヤラセを疑われる動画を作ったらそれは作った側が悪いという考えなので、「ヤラセを疑うな」という捉えてしまう内容のツイートをしてしまうのはどうなのかと思いました。

 

 

どうせこれを見た一部の人は僕の動画を見に来て「どの口が言ってんだ」と低評価つけていく人がいるかもしれませんが構いません。

 

そんな人たちを見返すくらい面白い動画を作れるように毎日編集を研究しているんです。

 

 

こう見えて本気でデュエマYouTuberナンバー1を目指しているんです。

 

 

 

 

・最後に言いたいこと。

 

まず、僕は動画作りのプロではありません。また、他のデュエマYouTuberの方もプロではありません。

なのでどうしても振る舞いや編集について違和感や思うところというのは出てきても仕方ないことだと思います。

 

ただ、YouTubeのいい所はみなさんの声が届きやすいところです。

 

我々はみなさんに楽しんでもらうために動画作りを頑張っています。

 

「ここはこうした方がいいと思う。」

「ここの場面は好きだなぁ」

「あそこの場面はしっかり見せてほしかった」

 

のような建設的な意見はどんどんしてくれると凄く嬉しいですし、参考になります。

 

逆に一方的な誹謗中傷は本当に傷つきますし、YouTuberとしてでは無く人間としての生きるモチベーションを奪うことだってありますのでやめてください。

 

 

 

 

また、我々YouTuber側も視聴者の意見に耳を傾け、不快になるような動画、誤解を招くような動画を出してしまった時は謝罪しろとはいいませんが、反省はするべきです。

 

視聴者は神様ではないです。

 

ですが自分を応援してくれる人、または応援してくれたかもしれない人を突き放してしまうようなことはしないようにしなくてはいけません。

 

 

ヤラセは投稿者側のエゴであり、視聴者への配慮でもあります。

 

面白い動画を届けるという配慮だけを見せてヤラセという楽をしたいというエゴは隠すよう努めるのが僕は大事だと思っています。

 

 

視聴者側はなんとか面白い動画を届けようとしている投稿者の配慮を少しでいいので汲み取ってあげてください。

それでもあまりにも酷かったら、誹謗中傷ではなくちゃんとした指摘をしてあげてください。

 

 

投稿者も視聴者も互いに思いやりを持つことで、結果としていいコンテンツが出来上がっていくんではないでしょうか。

 

 

 

・ここまで読んでいただき誠にありがとうございました!

 

ありがとうございました!

 

YouTubeやってるのでぜひチャンネルに遊びに来てください!

https://www.youtube.com/channel/UCEaLoTc4l2rBo3dLanNwe5w

 

 

 

ところでもし、先程言ってたオールデリートの動画をわざと少し燃えるように仕向けて再生数を稼ごうとしていたのならとんでもない策士だなって思いました。